2011年07月09日

源平屋島現代美術展

チャリティー展のお知らせです。

genpei_dm001.jpg

genpei_dm002.jpg

東日本大震災の復興支援として何とか物つくりを通して力になれたらという思いから参加させていただきました。この展覧会での収益は災害支援NGO「CIVIC FORCE」を通じて全額寄付されます。


源平屋島現代美術展 −ニッポンの再生ー


場所:屋島山上のギャラリー Accostage (アコスタージュ)

期間2011年7月9日(10:00〜17:00)〜7月24日(14:00まで)

気に入った作品があれば買ってください。

僕はこの展覧会のために小さな鉄の灯台を作りました。
被災地を照らす一灯となれば・・・






posted by マッキー at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月11日

小豆島迷路のまちアートプロジェクト

ついに昨日小豆島での作品の据付がほぼ完了しあとは仕上げ作業を残すのみとなりました。

何のためにあのような作品を作って来たかというと

Scan10010.JPG   Scan10011.JPG

このためです。

小豆島の土庄町には迷路のまちと呼ばれる町があります。
複雑に入り組んだ路地は迷路のようになっていて方向感覚が狂わされてしまいます。
海賊から街を守る為だとか南北朝時代の戦乱に備えてこのようなつくりになったとか諸説あります。
今でも古い建物がいくつも残っていていい歩いて回るだけでいろんな発見があります。
その町をさらに盛りあげようとこのアートプロジェクトが立ち上がりました。
今回は国や県などの補助は一切なく一つの企業が身銭を切って企画されました。
このことは非常に重要だと思います。
この街の明治の古い蔵と大正時代の倉庫と昭和の民家を改装しギャラリースペースが出来ました。
それらを総称して「MeiPAM」と名付け企画展を展開していきます。

これまで作ってきた螺旋階段や手摺、扉のデザインは迷路のまちから来ています。
螺旋階段の胴体に施した迷路のデザイン自体がまちの縮図になっていて3箇所あるMeiPAMを迷路で行き来出来るようになっています。お暇な方は遊んでみてください。更に中はらせん階段になっているだけではなく天井と床に鏡が。まだ養生を剥がしていないのでどんな感じになるのかまだ僕もわかいません。非常に剥がすのが楽しみです。

さて展覧会の簡単な内容です。
第一回目となる今回は6人の作家による作品展示とパフォーマンスです。

MeiPAM第一回展示       トキとモノ      六人の作家展

参加作家;リチャード・ブレイビン (和紙)
      
     竹田 豊靖 (空間インスタレーションとパフォーマンス)
 
     正司 敏江・及川 豊 (陶芸)

     槇塚 登  (鉄)
  
     柳生 忠平 (妖怪)

期間;2011年5月19日(木)〜7月31日(日)  10:00〜18:00
   月曜休館(月曜が祝日の場合翌火曜日が休館)

入場料;3SPACE 共通 一般800円 中高生500円 小学生以下無料
    1SPACE 単独 一般300円 中高生200円 小学生以下無料


詳細はMeiPAMのHPで  http://meipam.net/
   

   









posted by マッキー at 01:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

作品制作現場6

小豆島の現場に4t車と2t車、そして軽トラで搬入してきました。
運送屋さんとクレーンのオペレーター、そしてうちのスタッフ4名とでこいつの据付作業が始まりました。
ところが・・・
作業中断.JPG
25tの手配をしていたのに現場に来ていたクレーンは10t吊り。しかも来ていたオペレーターは素人。「わしじゃよう下ろさんっ」って。おいおい話が違うやんけ!これを下ろさんと帰れんし!
押し問答の末 一時作業は中断しベテランオペレータが来るのを待ってから仕切りなおすことに。
中村君.JPG
ようやくベテランオペレータが来たので作業再開。道路を封鎖して、まずはトラックから降ろす

積み下ろし.JPG
この時点でクレーン車の制限荷重を超えていたらしくコクピットは警報ブザーが鳴りっぱなし。
上には電線が通っているのでアームを起こせずぎりぎりの角度。大丈夫か!

積み下ろし2.JPG  仮置き.JPG クレーター.JPG
なんとか持ちこたえてひとまず敷地の中へ下ろすことの成功した。
ここから更に起し上げこのクレーターの中へ据え付けるのです。

起し上げ.JPG  起し上げ2.JPG  起し上げ3.JPG
2本のフックをうまく使いなんとか起し上げに成功した。

設置状況.JPG
あらかじめ仕込んでおいたアンカーボルトの穴に誘導し、少しずれている所はガスで穴を切り欠き
ゆっくり下ろして行き

取り付け完了.JPG
据付が完了した。本当にホッとした瞬間だった。
昼食を挟んで次の作業をみんなで手分けし進めていく。
手摺取り付け状況2.JPG  柵取り付け状況1.JPG
手摺を建物に取り付けていく
鉄扉 迷.JPG  鉄扉 路.JPG
ジューシーが作った鉄扉も取り付け完了した。作業は順調に進んで行き船の窓も取り付け完了し
ひとまず今日の作業が終わった。

窓取り付け完了2.JPG

ここまで出来たら後はもう大丈夫!始めからどうなることやらとヤキモキしたが予定通り作業が進んで本当に良かった〜。みんなそれぞれの作業を完璧にこなしてくれたお陰ですよ!
お施主さんが地鎮祭をしてるれていたお陰でもあり事故も無くみんな無事でした。この土地には確かに神が宿っていると思う。やはり土地の神様には敬意を払うのは事故無く作業を進めていく上で大事なことなんだと思うのです。

ここで助っ人ジューシーは神戸に帰っていった。有難う君のお陰でここまでたどり着くことが出来たよ!今度また頼むわな(笑)

現在第2回目の現場作業のためGWも返上して工場で製作中です。
完成が楽しみだ。








 























posted by マッキー at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

届いてる

春の嵐が吹きすさび





りんごの花は吹き飛び





僕の迷いもどこか蹴散らしくれるような


そんなある日の風






また一つ歳を重ねた事を愛で教えてくれる。





生きていれば当たり前ではないんだな

 


遠くへ旅人が誘う



生かされてる限り何所へでも行きましょう。



命の限り































 
























posted by マッキー at 23:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

作品制作状況5

いよいよ製作のほうも大詰めに来ました。

一番厄介で手間のかかる外壁の装飾が完了したので今度は次の段階に。

横倒し.JPG
2台の天井クレーン使って横倒しにします。なにせ大きいのでワイヤーが切れないように新しいワイヤーにしました。 作品でここまで大きいのは初めてだったので工場が大きくて本当によかったと思えるひと時。
そして作業は次の段階に行きます。タイムリミットが迫ります。
塗装状況.JPG
この日トラックへの積み込みが夕方からあるのでここから工場のスタッフ全員で手分けして作業が始まりました。        2人がかりで内部を塗装。

手摺溶接状況.JPG  手摺仕上げ状況.JPG
手摺を本溶接と仕上げを2人で。

そして遂にトラックがお迎えに来た所でタイムアップ。なんとか作業完了しました。

積み込み2.JPG

4t車に積み込みが完了し明日の現場へと向かうのです。











posted by マッキー at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

作品制作現場4

作品制作が始まってからここまでは、板を巻く作業以外殆ど僕一人でやってきましたが、
工場側の仕事も手一杯、僕もこの作業以外の仕事も山盛りですが放置しっぱなし。
もう限界まできていました。
なんとかあと一人手が絶対必要なのです。
そこで・・・ある男にお手伝いを依頼することに。
彼は神戸に住んでいて路上詩人とデザインを生業としていて過去に鉄工経験がありとても器用で頼りになる男。彼の名はジューシーhttp://s-juicy.com/pc/pc_top.html
状況を説明し真剣にお願いをしたところ・・・快く引き受けてくれました。正に男の中の男!
そんな彼を迎えて作業再開。

まず、螺旋階段の外壁に石筆で装飾の下書きをしていきます。
ケガキ.JPG

そして船の窓を取り付けて更に下書きを二人でケガキ続け4時間
ジューシー3.JPG
思いの外早く、高さ5m、胴回り7.5mの壁面に

ケガキ完了.JPG
下書きが完了しました。

ここからが大変時間のかかる作業へと移ります。下書きの部分にフラットバー(FB)という板状の部材を溶接していく訳ですが採寸をしFBを切断していきます。
当然このままでは壁の曲線に沿わないので1本づつ丁寧に曲げて
曲げ.JPG
曲げては当てがい調子を整えていき
曲げ合わせ.JPG

1本ずつ溶接していきます。
作業現場.JPG
延々と採寸、切断、曲げ、仮付け溶接が続きます。
仮付け00.JPG
この意味ありげなデザインは何でしょう。それは後に明かす事にします。
仮付け作業ジューシー.JPG
隙間が出来た所はハンマーで叩きながら隙を詰めていきます。
ジューシィ.JPG
彼もこの作業がたまらなく気に入ってくれたみたいで楽しんで作業してくれてます。そんなどや顔!
ここまでの作業で丸3日経ちましたがまだ半分。
道のりは長い。

そして6日目にようやく。

迷路装飾UP.JPG

迷路装飾UP2.JPG

装飾仮付け2.JPG

迷路装飾仮付け.JPG

据付まであと1週間という所、ジューシーのお陰で順調に作業が進み1週間で仮付け完了まで漕ぎ着けました。

これからがまだまだあるんです。

今日はこの辺で。














posted by マッキー at 00:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月23日

塩江美術館The 上機嫌Liveその2

今日またYouTubeにLIVEの模様がUPされさした。




曲名;JUNK SOUND

作詞、作曲;櫻井広光

この曲は、桜井さんがJUNK TO ARTの展覧会のため書き下ろした曲。


いろいろな要素の中から客観的に僕の作品と内面を切り取ってこんな風にアレンジしてくれるんて

すごい驚き。

歌詞、曲ともにホンマようでけとると思います。

自分には音楽を作る才能がないのでそれをを持っている櫻井さんって

友達ながらに尊敬します。

ギターセンスとハモリをもっと磨きたいわ〜

もちろん作品制作がメインですけどね。





posted by マッキー at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月21日

作品制作現場3

りんごの花が咲き誇り不安定な私の心と裏腹に時は淡々と進んでゆくのです。

戻る事を許されない今、突き進んで行くしかないのです。

さて


大きな筒が出来た所で今度は何をしていくのか

ステップ.JPG
これが内部に取り付くと


内部.JPG 

こうなります。そうです。これは螺旋階段なのです。
普通は真ん中にポールがありそれにステップが取り付いているのですが、これはその逆で筒の内壁にステップが取り付いています。
それぞれの筒にステップが取り付けられた所で次は
ドッキング.JPG

ドッキングです。ステップが取り付いた分重さが1tを軽く越えてきました。慎重にクレーンで吊り上げます。緊張の瞬間です。
ドッキング2.JPG

そして

ドッキング3.JPG

見事乗っかりました。そんで・・・


ドッキング4.JPG

センターを揃えて溶接していきます。
高さ5m、直径2.4mの巨大な筒が出来ました。見上げると正におばけみたいです。
テンションの上がること上がること!
渦巻き.JPG
上から覗くとちゃんとつなっがってきれいな螺旋をえがいてる。

一安心も束の間。


ここからが更に面白く忙しく猛烈なる展開に加速していくのです。

うおおおおおおっしゃ〜!!!!


つづく






posted by マッキー at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月19日

作品制作現場

自分自身の中ではかつてない大掛かりな作品制作のお仕事が舞い込んだ。

製作現場のレポート第2弾。

前回丸めた鉄板の筒を更に加工して行きます。


底板.JPG

底になる部分と天に蓋をして補強しました。タンクのようですが違います。

うちは鉄工所なのでタンクの加工依頼もありこういう作業はわりと慣れているのです。

それを立てらせて次の工程に移ります。
たて.JPG

立ててみると結構迫力あります。実はこれで半分。

kurinuki.JPG

何やら大きな穴をあけられました。そうです人が出入りするための戸口です。

何が出来るのか何のプロジェクトなのか、それはまたおいおい。

ところで

船の窓を仕入れてきました。

船窓.JPG

船の窓って大好きなんです。以前ドームカフェを作った時にも採用させていただきましたが
使い古された窓のくたびれ方がすごく味があって何かオーラを発しています。
長い航海を終え船としての役目を終えた行き先は

解体場。

そこでこの子たちを見つけてきました。第2の人生を歩んでいただきましょう。

今日はここまで。












posted by マッキー at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

塩江美術館The 上機嫌Liveその1

先月塩江美術館での個展の最終日にジャンクとーアートの作品

自作のギター、ドラムセット、アンプ等を使って試みたライブの模様。


演奏するのは「THE上機嫌」 


曲名;ギャップマニア

作詞、作曲;櫻井 広光

VOCAL、GUITAR:櫻井 広光
DRAMS: 福家 範行
GUITAR:槇塚 登
助っ人ベース:森川くん 





曲名;マジックパウダー

作詞、作曲;櫻井 広光

VOCAL、GUITAR:櫻井 広光
DRAMS: 福家 範行
GUITAR:槇塚 登
助っ人ベース:森川くん


過去に「JUNK SOUND ROCK TO ROCK」という個展を2回やってきました。
ジャンクアートと音楽の融合を目指して作品を作ってきました。
今までCDプレーヤーやレコードプレーヤー、ギターアンプを作品に組み込んだりしてきましたが
今回は新たにドラムセットをドラム缶、ペール缶、等で製作しバンド形式でライブをやるのは初の
試みでした。僕自身バンド経験が無かったのですが、何かに流されるままバンドをやる運びになり
今のポジションに落ち着いた?という訳です。
今日はこの2曲ですが順次この模様をUPしていきます。
posted by マッキー at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする